「自社方針にフィットした研修」を実現できている安心感。
不動産業界に貢献するDX人材へと成長する土台がつくれる

アットホーム株式会社

システム開発支援部 コンピテンシーマネジメントグループ
岡嶋 友様、高野 孝之様、木村 まなみ様

  • 事業会社
  • 1,000名~
  • オーダーメイド研修
  • プログラミング研修
  • インフラ研修

アットホーム株式会社(以下、「アットホーム」)は、1967年(昭和42年)の創業以来、「不動産にかかわるすべての方のお役に立ちたい」という想いのもと、不動産会社から情報をお預かりし、さまざまな手段でその情報を流通させている不動産情報サービスのパイオニアです。

アットホームの「不動産情報ネットワーク」は、全国63,000店を超える国内最大級の規模にまで広がっています。

アットホームが目指しているのは、少子高齢化や人口減少、空き家の増加、さらにはデジタル化の進展といった社会を取り巻く大きな環境の変化に適応し、不動産業界の経営課題を解決する「不動産業務ソリューション」を提供し続けること。

競合他社には真似できない「Support力」と、あらゆる不動産業務において活用されることで大きな付加価値を生む「Super Solution群」を兼ね備えた「S × SaaS企業」へと成長し、不動産業界のパラダイムシフトをリードしています。

今回は、それらアットホームの不動産DXの一角を担う新卒エンジニアの教育・研修を統括されている、システム開発支援部 コンピテンシーマネジメントグループの岡嶋 友様、高野 孝之様、木村 まなみ様に、同社のエンジニア採用・育成方針やITCOLLEGEのオーダーメイド研修の効果を伺いました。

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不動産情報サービスのパイオニアとして、「不動産DX」で業界変革をリード

アットホームは1967年の創業以来、「不動産にかかわるすべての方のお役に立ちたい」という想いのもと、不動産情報サービスという仕事と真摯に向き合い、誠実に取り組んできました。

「不動産情報サービス」というビジネスモデルそのものも、今では当たり前となっている不動産情報流通の仕組みも、すべてはこの想いから生まれ、今日に至っています。現在、加盟店ネットワークは全国63,000店以上へと広がり、BtoB・BtoCあらゆる領域で、不動産DXサービスを展開する企業へと成長することができました。

当社の不動産DXが持つ最大の特長は、培ってきた独自性の高いビジネスモデルと、不動産実務に即したITサービスの開発を両立している点です。

「IT×広告×不動産」を軸に先進的なIT技術とさまざまな広告モデル、不動産業務支援を掛け合わせた独自性の高いビジネスモデルを構築し、加盟店さまに日々成功体験(カスタマーサクセス)を実感いただくために、「営業担当」「ITアソシエイト」「カスタマーセンター」の3方向からご支援することで、業界最高レベルのサポートを提供しています。

お客さまに近い距離で、常にお客さまのニーズをヒアリングし、お役に立てるものは何かと徹底的に考え抜き、不動産実務に即したITサービスを独自に開発・提供する。
長年培ってきたこの土台をもとに、競合他社には真似できない「Support力」と、あらゆる不動産業務において大きな価値を生む「Super Solution群」を兼ね備えた「S × SaaS企業」へと成長し、不動産業界の経営課題を不動産DXでサポートしていくことを目指しています。

当社ではこれまで、少子高齢化や人口減少、空き家の増加、さらにはデジタル化の進展といった社会や不動産業界を取り巻く環境の大きな変化に適応するため、さまざまな不動産DXサービスを展開してきました。今後さらに不動産DXを推進していくために、当社の基幹サービスである「ATBB(不動産業務総合支援サイト)」のプラットフォームとしての強化に注力していく予定です。

たとえばATBBでは63,000店以上の加盟店ネットワークを通じて膨大な物件情報が流通していますが、その反面、業界全体ではいまだに紙文化が根強く、契約書など帳票をFAXなどでやりとりしているケースも少なくありません。当社ではATBBを通じて、そういった帳票のデジタル化を進める「スマート契約」サービス等を提供しておりますが、今後も加盟店のお客さまの経営・ビジネス課題を解決する新しいサービスを提供しながら、不動産DXの促進に貢献していきたいと考えています。

不動産DXサービスを支える「ハイスキル人材」の採用と育成

業界全体でパラダイムシフトを巻き起こすようなDXサービスを開発・推進する上では、これまで以上に高度な考え方や観点、そして生成AIなど先進的な技術を柔軟に取り込み、アイディアを実現していくスキルが求められます。また、常に業界や技術の変化に適応していくためには、周囲の先輩や同僚の力を借りながら積極的に学び続ける姿勢も欠かせません。

こうした背景から、新卒採用においては技術力と人間力の両面で、求める人物像が変化してきています。これまでは未経験者も歓迎しておりましたが、今後は中途採用と同じく、新卒エンジニア採用においてもある程度のスキル・経験を積んできたハイスキル人材を積極的に迎え入れ、即戦力として活躍していただきたいと考えております。

当社が考える新入社員研修は、いわば「エンジニアとして大きな価値を生み出し、不動産業界に貢献できる人材へと成長するための基礎固め」です。今時点では未経験で入社する社員が多いこともあり、新入社員研修の段階では「開発の基本」をしっかりと身に付けてもらうことを重視しています。研修終了時点では、あくまでスタートラインに立ったにすぎません。

特に意識しているのは、開発の基礎知識の習得やシステム開発の実務体験はもちろん、プログラミングとの相性や得意・不得意を自分自身で理解すること、また新卒同士のつながりを深めること。これらを通じて、配属後に安心して業務に取り組める状態を目指しています。

こと技術領域では自分の理解不足を認識すること自体が難しいものですが、一歩踏み出して質問できれば、確実な成長につながります。
新卒エンジニアと接する中で、「こんなことを質問してよいのか」と疑問を抱え込んでしまうケースも見てきましたが、主体的に学ぶ姿勢は周囲のメンバーにも良い影響を与えます。研修では、まずはエンジニアとしての現在地を素直に見つめ、周囲を巻き込みながら学んでいく主体的な姿勢や、問題解決の問いを立てる力などの基礎スキルを身に付けてほしいと考えています。

新卒エンジニア採用では当社全体のバランスや配属割合などを勘案して採用人数を決定しておりますが、例年は10名程度を採用しています。2026年度は11名が入社し、2027年度は15名が入社予定となっています。

7月から部署でのOJTが始まっていますが、単体テストを書いたりと開発工程に則った教育を受けているメンバーもいれば、新卒専用のチュートリアルをこなしながら簡単な改修案件を担当するメンバー、インフラ基盤の保守運用を担当するメンバーまでさまざまです。

OJTで全員に共通するコンセプトは、上司やOJTメンバーが新入社員のなるべく近くで成長を見守り、「何か起きたらすぐ相談できる環境」をつくること。そして、どうすれば彼らの持ち味を活かしながら目標に近付いていけるかを一緒に考えることです。

担当するサービスごとに必要なスキルセットが異なることもあり、それぞれ3~4年目の先輩エンジニアにマンツーマンでサポートを受けながら、各部署で扱う技術をキャッチアップしてもらっています。

見直したのはカリキュラムではなく「学び方」。専属講師が技術横断で指導する体制へ

ITCOLLEGEへ初めて研修を依頼したのは2025年度です。2024年度までは他の外部研修会社へ依頼しておりましたが、見直しのタイミングで新たにITCOLLEGEへお声掛けいたしました。

そのタイミングで見直したのは研修カリキュラムではなく、「学び方」です。

新入社員研修ではPHPからC#、ネットワーク、チーム開発演習まで複数の言語・技術を学んでもらうのですが、この研修カリキュラムの背景は「基本的なWebの仕組みをしっかりと学んでほしい」という観点になります。

部署や担当するサービスによって必要なスキルセットが多岐にわたることもあり、配属が決定する前に網羅的に学ぶことは現実的ではありません。実際のプロダクトでの採用事例としてはバックエンドであればPython、フロントエンドはVue.js、アプリ側はReactなどが多い傾向ではありますが、未経験者がはじめからWebフレームワークを使うと、HTTPの仕組みが見えなくなってしまいます。

しかしエンジニアとしてはそういったレガシーな部分に触れた経験が後に活きてくることもあるため、研修では他言語に応用が利きやすいPHPとC#に軸を置き、あえてフレームワークを利用せずにシステムを開発させる方針を取っています。

このカリキュラム方針は以前から変わっていないのですが、見直し以前はそれぞれの技術分野に応じて複数名の講師が交代で指導しており、それによる課題も生まれていました。

たしかに各分野のプロに教わることで「知識の深さ」は強化できるのですが、未経験者にとっては「技術の横断的な連携」がどうしても見えにくくなってしまいます。「HTTPリクエストを送ったとき、PHPの裏側でネットワークがどう動いているか」といった全体フローの理解や、「PHP(動的型付け言語)ではこう書くけど、C#(静的型付け言語)では厳密にこう扱う」といった言語ごとのルールの違いで混乱してしまうこともありますよね。

そこで、すべての言語・技術を横断して指導できる専属講師1名によるワンストップ体制へ変更することで、当社が求める水準の開発知識を安心して学べる環境がつくれるのではないか、と考えました。

ITCOLLEGEを選び続ける理由は、「自社の育成方針に合った研修」を実現できている安心感

ITCOLLEGEへの依頼の決め手は、当社の意向を親身に汲み取り、研修プランを柔軟に設計してくださった点です。

事前打ち合わせの段階から登壇予定のプロパー講師が参加し、研修カリキュラムの目的や到達レベル、指導範囲まで細かくすり合わせができたため、大きな信頼感につながりました。また、学習環境が整った専用会場や、手厚い助成金申請サポートも決定打となりました。

2025年度・2026年度と連続でご依頼していますが、当社の期待値と実際の成果にズレがなく、自社方針に合致した研修を実現できており、大変満足しています。

ITCOLLEGEのサービス全体として、未経験からでも安心して学びに集中し、着実にスキルを習得できる指導体制と、スムーズに研修を進めるサポート体制が整っていると感じます。会場や設備についても、一人一台サブモニターを用意いただくなど、特に不自由を感じることなく、集中して取り組める環境があります。

研修カリキュラムについては見直し時点での当社の要望通り、1名の専属講師に複数の技術をワンストップで指導していただいています。2ヶ月間の研修期間中はITCOLLEGEの専用会場に毎日通い、専属講師の方から対面で丁寧な指導やレビュー、定期的なフィードバックを受けながら学べるので、安心感がありますね。受講者の理解度に応じて柔軟にフォローしてくださるので、受講者も相談しやすいだろうと感じます。

システム開発の一連の流れを経験しながら学ぶから、社員の成長を実感できる

研修の進め方としても、システム開発の一連の流れを経験しながら段階的にスキルを身につけられる構成になっており、社員の成長を実感できることも魅力のひとつです。

未経験者が多いこともあり、当社ではITCOLLEGEの研修開始前に社内で約1週間の事前プログラミング研修を実施しています。そこで初めてプログラミングに触れる受講者も多く、「外部研修についていけるのか」と不安を感じるケースも少なくありません。

社内研修では、まずは新入社員全員が同じベースラインに立てるよう、アルゴリズムとC#の言語仕様を指導しています。できれば外部研修に参加するまでに基礎用語の意味が理解でき、簡単なアルゴリズムや基本的な構文は書けるようになってほしいと考えており、変数や型、条件分岐といった言語によらない普遍的な知識に重点を置いています。「この単語はどういう意味ですか?」といった小さなところも教えますが、やはり未経験者にとっては研修の全体像やゴールラインが見えていない分、不安も大きいのだろうと思います。

しかしそんな不安を抱えていた彼らも、ITCOLLEGEの研修を通じて、最終的には一人でPHPとデータベースを連携したCRUD機能のシステムを最低限実装できるレベルまで習熟できており、とても成長を実感しています。

また、実装前の段階で講師の方からレビューをいただけるサポート体制もあり、未経験者でも方向性に迷わず、納得感を持って取り組めている点も非常に良いと感じています。

実際に、受講した新入社員にも『次年度の後輩に勧めたいか』と尋ねたところ、多くのメンバーから『勧めたい』という高い評価が得られました。『講師が丁寧で質問しやすい』『安心して取り組める環境で、モチベーションを維持しながら着実に成長できた』といった声が多く、学びやすさと成長実感の両立が評価されていると感じています。

成果発表会はオンラインでの参加も可能ですが、会場に伺って自分たちの目で成長を直接確かめられたので、受講者一人ひとりの取り組みや頑張りがより伝わってきました。

日報指導や社会人として役立つ情報まで幅広くご指導くださるので、エンジニアとしての基礎スキルはもちろん、ビジネスパーソンとしての基本姿勢・マインドセットもつくれていると感じています。

週報、定例報告会・修了報告書でタイムリーに研修状況を把握できる

担当営業の方が専任で対応いただいており、研修中もすぐに連絡・相談ができる体制も安心感につながっています。

専属講師からの週報や定例報告会、修了報告書など豊富なレポートで研修経過を共有してくださるため、研修が終わるまで成果がブラックボックスになってしまう不安がありません。

週報は「技術評価」・「積極性」・「ルール遵守」の3つの観点から、受講者一人ひとりに対して丁寧かつ具体的なコメントをいただけるため、状況を把握しやすいと感じています。また、週1回の定例報告会においてリアルタイムで報告が行われることにより、受講者の進捗や課題をタイムリーに把握することができます。

修了報告書は中間評価と最終評価の2回ご提出いただいておりますが、カリキュラムごとの評価や受講態度をもとに全体の総評が整理されており、受講者の特徴や状況を把握しやすいと感じています。専属講師からのコメントでは今後の成長に向けた具体的な注意点やアドバイスもいただけるため、配属後のフォローにも活かしやすく、非常にありがたいですね。

そういった研修中のサポートが手厚いのはもちろんのこと、入社前の内定者研修や、研修後に実施されるフォローアップセミナーといった継続的なサポート体制も整っており、非常に助かっております。

新入社員が安心して学び、大きな価値を生み出すDX人材へと成長する場をつくっていく

世の中の就職活動の動向が変化する中で、当社の採用方針や求める人物像も今後変わっていく可能性があると感じています。

そうした状況においても、基礎から着実にスキルを習得できるカリキュラム設計と、受講者に寄り添った伴走型のサポートは重要な要素だと考えています。

特に、アットホームの育成方針や到達レベルに合わせた柔軟なカリキュラム設計、受講者一人ひとりの理解度に応じた丁寧な指導・レビュー、そして進捗や課題をタイムリーに把握できる報告体制については、今後も継続していきたいポイントです。

また、配属後の立ち上がりを見据えた実践的な開発経験の提供についても重要視しています。

こうした取り組みを通じて、新入社員が安心してスキルを身につけ、自信を持って現場に配属できる状態の実現につながることを今後も期待しています。

アットホーム公式noteでITCOLLEGEの研修をご紹介いただきました

アットホーム公式noteで、ITCOLLEGEが担当させていただいた2026年度システム開発職の新入社員研修をご紹介いただきました。ITCOLLEGEのエンジニア講師へのインタビューと、実際に研修を受講いただいた新入社員の方の声も公開されておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。

会社名アットホーム株式会社 (英文名称 At Home Co.,Ltd.)
役員代表取締役社長 鶴森 康史
所在地東京都大田区西六郷4-34-12
本社・蒲田オフィス・日比谷オフィスをはじめ、全国に計50事業所
設立1967年12月
資本金1億円
社員数1,852名(2026年7月末現在)
事業内容・不動産会社間情報流通
 ・ATBB(不動産業務総合支援サイト)
 ・ファクトシート・リスティング・サービス(図面配布サービス)
・消費者向け不動産情報
 ・不動産情報サイト アットホーム
 ・不動産情報アプリ「アットホーム」
 ・お部屋探しアプリ アットホームであった! など
・不動産業務支援
 ・「ホームページ作成ツール 」など、ホームページ運営支援
 ・「不動産データプロ 」「地盤情報レポート 」など、不動産調査支援
 ・「VR内見・パノラマ 」「おすすめコメント 」など、集客支援
 ・「賃貸管理システム 」「スマート申込 」「スマート物確 」など、業務支援
 ・「セミナー・研修会」など、知識習得支援
 ・「集客、店舗・物件プロモーションツール 」など、不動産業務用ツール

※一般財団法人不動産適正取引推進機構賛助会員、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会賛助会員
※アットホーム社コーポレートサイトより抜粋